配送員の業務形態

配送員は、事業所外での配送業務になります。以下が、配送業務の1日の流れになります。

朝に、トラックの日常点検を行います。
日常点検とは、車の簡単なメンテナンス的なものです。異常があれば、整備員に報告する必要があります。
異常が無ければ、当日の配送に必要な分のガスのボンベを積載して配送業務を行います。

配送業務は、配送指示書を基に顧客に設置されている容器交換が主な仕事になります。
顧客に設置されているボンベの本数や種類、顧客の件数にもよりますが、1日で20本~70本程度の交換を行います。

配送業務終了後は、当日の業務を日報に記録します。
また、発行されている伝票をまとめて、次の日の配送の予定を立てます
ガス切れが無いように、効率の良い配送予定を組むことが大事です。
次の日に必要な処理が終了した場合、その日の業務は終了になります。

以上が1日の流れですが、配送の件数や場所等は担当エリアによって各自異なります。
ですので、その日の業務内容の量や忙しさはお客様のガスの使用量によって異なります。
そのため、出社時間や帰社時間も配送員ごとに違ってきますので、フレックスタイム制のような状態になります。

配送内容の紹介

容器交換の様子
容器交換する際は、台車などを用いてお客様の庭先のものを壊さないようにする必要があります。
台車で丁寧に容器が置いてある場所まで運んでいきます。

容器を交換する際は、交換する容器が使用中でないか確認します。
問題ない場合は容器のバルブを閉め、高圧ホースを外して空容器を交換します。
交換したら、高圧ホースをきちんと接続したか確認した上で、容器のバルブを開けます。
最後に、使用側の容器と予備側の容器のバルブが両方とも開けているか確認します。

容器を交換した際に、マイコンメータに異常表示が出ていないかを確認します。
もし異常表示が出ており、即座の対応が必要な場合は保安担当者へ早急に連絡する必要があります。

 マイコンメータを確認する他にも、『火気物が近くにないか』『容器が倒れないようにベルトやチェーンで固定されているか』などといったガスを安全に供給できる状況であるかも確認します。問題なければ交換作業は終了です。